書きたくても書けないという心理状態

雑記


 書きたいものがある。書きたいことがある。
 書こうという気持ちがある。書こうとする意思がある。
 だが現状はどうだ、なにもできていやしない。

 書けない。
 なにも書けない。なにも進まない。
 なにも浮かばない。なにも考えられない。
 どうしようもない。どうにかしたい。
 どうにもならない。

 動けない。
 動けないで、ただただ時間が過ぎていく。
 募る焦燥感と未来への恐怖心。
 このままではいられないという思い。
 それに伴わない自身の能力。
 変えたいという気持ちと立ちはだかる現実という壁。

 不思議で仕方がない。意味が分からなくてこわい。
 誰か助けてくれと願う。一人を望んだにもかかわらず。
 自分がやる他ない。自分でやる他に選択肢などない。
 毎日毎日、できないという壁と向き合い続ける。
 逃げ道などない。

 これは、そんな物書きの心理はどういった状態かという話。

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書けない心理


できないという意識


 唐突ですが、私は学校で書かされる感想文というものが苦手でした。
 授業の内容に「そうなんだ」以上に思うことはありませんでした。
 先生はなにを求めているのだろう。感想とはなにを書くことが正解なのだろう。
 どう思えばいいのだろう。あまりにも不可解でした。
 感想文のための感想。そんなものに意味はあるのか。そう思っていたのです。

 とはいえ授業なので書かないという訳にもいかず、苦労して捻り出していました。
 書こうとしているはず。書こうとして椅子に座って机に向かっているはず。
 それなのにどうしてこんなにもなにもできない。
 そんな無力感に苛まれることもしばしばありました。

 今は授業ではありませんが、ブログの記事を書こうとしています。
 しかし数ヵ月更新が途絶えていることからもわかるように、全く書けていません。
 このように、文章を書いていると行き詰まることがあります。
 次に書く文が浮かばない。続く字が書けない。
 書きたくとも書けない。決してやる気がないわけではない。
 やろうとしてもできない。そんな状態です。
 そこに”できない”という意識が芽生えます。


できないループの心理


 できない、なにも手につかない原因。
 それは、そもそも必要な能力が伴っていないことが挙げられます。
 必要な知識、経験。発想に至る考え方。参考になるものをなにも持っていない状態です。
 そうすると、できないという壁にぶち当たることになります。
 壁に当たると、人は立ち止まってしまうものです。
 そして一度停止してしまうと、なかなか次に動き出せなくなります。
 そこから延々と抜け出せないまま、できないという状態が続いてしまうのです。

 できなかった、壁に当たったという記憶は強く頭に残ります。
 そうすると、行動に制限がかかったように、次に始めることができなくなってしまいます。
 やってもできなかったという思いが、次に行こうという気持ちを削ぎ落してしまうのです。
 さらに、実際に始められたとしても、なにも成果を得られずに終わってしまうことも多いです。

 「やり始める→壁に当たる→停止し次に始められない→どうにか始める→できないという結果が残る→どうにもならない」延々とこんな状況が繰り返されるのです。
 できない続きでいると、頭がおかしくなりそうになってきます。
 どんどんどんどん”できない”という意識が肥大化していきます。
 そうして、そのループから抜け出せなくなってしまうのです。

 抜け出せない“できない”という渦の中、絞りだした“やるしかないんだ”という執念。
 その中で、藻掻き苦しみ続けて足掻いている。
 これが、書きたくても書けないときの心理状態です。


とびだせスランプ! できないループからの脱出!


 できないままでいるというのもなんとなく癪に障るので、私なりにループ脱出法を考えてみました。以下に載せておきます。


 書けないのは繋げて文章にしようとするからで、そうすると次の言葉が思いつかずにすぐに詰まってしまいます。
 なら一文ずつ思い浮かんだ単語をそのままに書けばいいのです。
 順番も気にせずバラバラでいい。多少変な表現になっていてもかまわない、なんなら間違っていてもいい。途中で切れていてもなんてことはない。いっそのこと、全く意味のない無駄な言葉を、なんの脈絡もなく垂れ流してみるというのもありです。
 重要なのは書くということなのです。
 後でいくらでも修正できる。書いてさえいれば、自ずとアイデアは出てくるはず。
 終わりよければすべてよし。要は最後にまとめればいいのです。
 このように考えると、結果的に楽になることが多いです。

 ある程度文章を書いてみたけれど、まとめ方がわからないということもあるでしょう。
 なぜそうなるのかというと、おそらく方向性が定まっていないからだと考えられます。
 そんなときは、なにを伝えたいのか、主題となるものはなにか、それを見つければよいでしょう。

 別になにかを伝えたいわけではなくて、課題だから、そうしろと言われたからやらなければならない。こんなとき、一体なにをどうすればいいのかわからなくなることもあると思います。
 簡潔にわかりやすくしようとすると、文字数が圧倒的に足りなくなってしまう。
 だからといって、専門的な知識があるわけでもないので詳細なことはなにひとつ書けない。
 その場合どうすればよいか、興味関心を持つことです。
 気になるなにかを見出して観察するのです。
 書く対象をつぶさに観察すれば、気になる点がなにかしらひとつは浮かび上がると思います。それを調べればいいのです。
 調べる方法はなんでもかまいません。辞書でもSNSでも好きに使えばいいのです。
 書けてさえいればいいので、間違いだろうと気にしなければいいのです。
 後でいくらでも訂正できます。そんな心の持ちようも、時には必要なのです。


 ということで、私が実践しているループ脱出法でした。
 こちらに、より具体的に文章が書けるようになる解決法が書かれた記事があります。
 みなさんは参考までにどうぞ。 


まとめ


 やろうとしてもできない。
 真面目にやっているのに、ちゃんとやっているのにできない。
 他の人はあんなにも簡単そうにできているのに、自分はなぜこうもできない。
 学生時代はそんなことばっかりでした。なんなら今でもそうです。
 こうしてできないを繰り返しています。

 一度できないを経験すると、次に繋げられなくなり負のスパイラルに陥ります。
 あっちへこっちへ出口のない迷路を彷徨うことになります。
 そのときの心理状態や対処法を知っていれば、多少は心が穏やかになるかなと思い今回の記事を書いてみました。
 なにかしらみなさまの役に立つことができたのならこれ幸いでございます。
 最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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